馬頭琴奏者 嵯峨治彦オフィシャルサイト

『おかえりの木』/嵯峨治彦 with HARD TO FIND

2001年にリリースされたアルバムで久しく廃盤となっておりましたが、イベント「おかえりの会」(現福寺/徳島県小松島市)をきっかけに、2024年4月にリイシューの運びとなりました。
アルバムは嵯峨治彦の出演ライブ会場と現福寺さんでお求めいただけます。

馬頭琴、ホーミー、そしてケルティック風味アンサンブルが奏でるアジアの安らぎ
「おかえりの木」
  /嵯峨治彦 with HARD TO FIND

2024年4月21日 リイシュー版 \1,500
[NODO-001]

(2001年5月1日発売のオリジナル版 ¥2,500は完売)

馬頭琴とホーミーのアジア情緒に溢れた音色が、ダルシマやフィドルの幻想的サウンドと巡り合って生まれたアコースティック・アルバム。安らぎに満ちた遊牧民の歌。馬頭琴とフィドルが競演するアイリッシュ・ダンスのリズム。そして胸を打つ草原のバラード。モンゴルの名曲を中心に、嵯峨治彦が HARD TO FIND と共に贈る待望のアルバムです。(2001年オリジナル盤オビより)

収録曲

  1. 天の風
  2. 西方風
  3. ドンシャン・ポルカ・グーグー
  4. カイ
  5. 母への思い
  6. 花あそび
  7. ゴビの夢
  8. ゴージ・ナナー
  9. ウーレン・ボル
  10. 窓の上の蝿
  11. オヨーダイ
  12. おかえりの木〜ガンディ・モドによせて
  13. Beautiful Star
    AND
  14. 浜辺の歌 < Reissue Bonus Track > 

    <オリジナル版ライナーノートより>
    HARD TO FIND の皆さんとは、かれこれ10年近いおつきあいになります。このアルバムに収録されている音楽は、北海道に暮らす私達が、喉歌とモリン・ホール(馬頭琴)、そしてヨーロッパの伝統音楽を、日本人として楽しみながら演奏しているうちに生まれて来たものです。彼等との演奏を通じて、草原の音楽の新しい可能性を感じていただければ幸いです。/ 2001年3月 札幌にて のどうたの会 代表 嵯峨治彦

ミュージシャン

嵯峨治彦:馬頭琴・喉歌

HARD TO FIND
 小松崎健:ハンマーダルシマー
 小松崎操:フィドル
 扇柳徹:笛・ボーラン・ブズーキ
 星直樹: ギター

ハード・トゥ・ファインドは、札幌を拠点に活動する4人組のケルティック風味アンサンブル。札幌の民族音楽シーンが独自の進化を歩み始めた背景には、彼らの(そしてその仲間たちの)の真摯かつ柔軟な音楽性がある。
個人的には、私が音楽活動を奏ではじめる大きなきっかけをいただいたアーティストが4人も集まってるスーパーグループ。
4人そろっての活動は最近あまりないようだが、素晴らしいアルバムをたくさん出されているのでぜひお聴きください。操さんと星さんはアイリッシュ・デュオ RINKA としても活動中。

楽曲解説

  1. 天の風  (南モンゴル伝統曲)
     人生の常ならぬ事は、天上を吹く風のようだ。それなら今宵は楽しく酌み交わそう、という南モンゴルの宴の歌。
     
  2. 西方風  (モンゴル伝統曲)
     馬のリズムと重音で奏でる典型的な馬頭琴の曲をフィドルが演奏。やがて実際に馬頭琴があらわれ、東西の弦が競演。馬のパートは、ゴビの牧民馬頭琴奏者ネルグイ氏の、親指を多用する奏法を用いての「ジョノン・ハル」。
     
  3. ドンシャン・ポルカ・グーグー  (南モンゴル伝統曲~アイルランド伝統曲)
     HtFとのジョイントライブから生まれた曲。アップテンポに奏でる南モンゴルの伝統曲「ドンシャン・グーグー」と、ポルカのリズムのアイリッシュ・ダンス・チューンとのメドレー。
     
  4. カイ   (扇柳徹)
     ロー・ホイッスルの温かい音色が印象的な扇柳さんのオリジナル曲。HtFのコンサートでも人気の演目でしたね。
     
  5. 母への想い   (モンゴル伝統曲)
     モンゴルを旅した友人(川又洋治さん)が、現地から持ち帰ったカセットテープに入っていたこの曲を教えてくれた。
     
  6. 花あそび   (中国伝統曲)
     テンポの良い中国の民謡です。
     
  7. ゴビの夢   (小松崎健)
     砂漠地帯に暮らす遊牧民の郷土愛を歌った「夢のゴビ」に曲名が似ていますが、こちらは小松崎さんのオリジナル曲。
     
  8. ゴージ・ナナー   (ジャムヤンドルジ)
     軽快なラブソング。今はだいぶ慣れたが、終わりそうで終わらないのに終わらなさそうで終わる不思議なメロディが耳にこびりついて困ったことがある。
     
  9. ウーレン・ボル  (スフバートル)
     雲のような灰色の馬が草原を疾走。楽器によるイナナキは、やはりモリン・ホールが一番良く似ているように思えます。
     
  10. 窓の上の蝿  (モンゴル伝統曲)
     変わったタイトルですが、窓にとまった蝿がサッと飛んで逃げていくことと、人間がカルマから逃れられないことを対比しています。原詞(モンゴル語)は頭韻も踏んで表現。嵯峨の独奏。
     
  11. オヨーダイ (南モンゴル伝統曲)
     モンゴルには宝石の名前を持つ女性が少なくありません。この曲は「ターコイズ」を意味する「オヨーダイ」という名の娘へのラブソング。
     
  12. おかえりの木 ~ガンディ・モドによせて  (嵯峨治彦)
     カンディ・モド(モンゴルの木の名前)に渡り鳥が戻って来るように、愛する子供が帰ってきてくれて嬉しい。そんな親の気持ちを描いたモンゴル民謡をベースにした作品です。
     
  13. Beautiful Star  (オデッタ)
     アメリカのソプラノサックス奏者 Paul Winter の演奏で知った、フォークシンガー Odetta の美しい曲です。

  14. 浜辺の歌 (成田為三) < Reissue Bonus Track >
     実はこのアルバム「おかえりの木」は、HARD TO FIND と嵯峨治彦が2001年に行ったジョイント関西ツアーで100枚限定で販売されたセッションアルバム「花遊び」(Konpei 2001) がベースになっています。今回のリイシューにあたって「花遊び」に収録されていたこの日本の名曲を、ボーナストラックとして収録することにしました。

アルバム誕生のいきさつ・・・

 リイシューを記念して、本アルバムの生まれた経緯をご紹介しましょう。

 90年代初頭、私が喉歌に出逢った頃、HARD TO FIND のみなさんは、もうすでに全国各地で演奏活動を展開されていました。ファンとして彼らのライブに通っていた私は、90年代中頃に馬頭琴と喉歌の演奏活動を始めたのですが、リーダーの健さんからのお誘いで時々ライブをご一緒させていただくようになり・・・、2001年には光栄にも HtF の関西ツアーに同行させていただいたのでした。

2001/1/26 八尾市プリズムホール

このツアーを記念して100枚限定でCD-Rアルバム「花遊び」が作られました。そして、ツアー後このアルバムをもとに曲目を少し変えて作ったのが、CDアルバム「おかえりの木」というわけなのです。

 なんと、2001年の関西ツアーの記録もありました!(下記リンク先をご覧ください)

2001/1/24京都くろちく百千足館
ゲストの等々力政彦さん(タルバガン)とともに

馬頭琴、ホーミー、そしてケルティック風味アンサンブルが奏でるアジアの安らぎ
「おかえりの木」
  /嵯峨治彦 with HARD TO FIND

2024年4月21日 リイシュー版 \1,500
[NODO-001]

(2001年5月1日発売のオリジナル版 ¥2,500は完売)

「おかえりの木」リイシュー版(復刻盤CDです)は、嵯峨治彦のライブ会場で好評発売中です。
なお通販も致しますので、コンタクトフォームからご連絡ください。